今週は米国雇用統計の発表を週末に控え、週初から順調に続伸するも、すっかり話題性が薄れていた対中国関税で、トランプが吠えてしまったな!
なかなか進展しない中国間貿易問題で、さすがにしびれをきらしてしまったのか。日本時間の深夜に久しぶりのトランプツイート炸裂だ。
雇用統計発表を十数時間後に控えた中でのトランプ砲で世界経済主要通貨も主要株式も一斉に値崩れラッシュ。
ところが、トルコリラは以外に底堅いじゃないか。一気に崩れるかと思いきや雇用統計も無事に消化で週末をも変えているぞ。さてこの上昇は本物なのか!
久しぶりのトランプ砲
堅調なトルコリラ円確認して寝てたのに、目が覚めたら「おはギャー!」じゃないか。
トランプ米大統領が「3000憶ドル分の10%の追加関税を課す」とツイートしたらしいぞ、対中関税第4弾の発動が表明されたってことだ。おかげでトルコリラ円は、急落して一時的に19.1円割れまで売られてしまった。
このツイート一発で為替も株も米国債10年利回りも軒並みダウンだ。
対中国の追加関税に関するトランプ砲への警戒が足りなったようだな。それにしてもツイート一発でここまで世界の金融市場が動くってのはどうなってるんだ。
先日のFOMC、予想通りの25BP利下げするも、あくまでも一時的なものだという趣旨の発言となったわけだが、週前半の底堅く見えてたトルコリラ円も腰砕けてしまったではないか。
上図はさらに雇用提携も消化した週末NYクローズ時の各国為替、株、先物、指標の動きだが、結局週末は真っ赤にそまって終了となっているのだな。
米国今日統計が発表されたぞ
そして、8/2金曜夜には米国雇用統計が発表されたわけだが、結果は以下のとおり。
失業率 予想の3.7%に対して結果も3.7%
非農業者部門雇用者数 予想の16.4万人に対して結果は16.4万人
平均時給(前月比) 予想の0.2%に対して結果は0.3%
ドル円やNYダウ、日経先物、米国債10年金利等はのきなみ大幅ダウンする中でなぜかトルコリア円は下方向に流れたものの堅調に推移中だぞ。
トルコ近辺
トルコ・アメリカ間のF-35問題の背後にイスラエルか。
予想外にトルコリラ円が検討している時に限ってこの手のニュースを見つけてしまうのは、気のせいなのだろうか。
トルコ・ラジオ・テレビ協会オフィシャルサイトによると、
イスラエルで放送されているチャンネル12局が伝えたところによると、
「イスラエルが地域における軍事航空上の「優位性」を維持できるようアメリカがトルコにF-35戦闘機を売却するのを阻止するために背後で「画策した」ことが明らかにされた。
報道では、トルコがロシアからS-400地対空ミサイルシステムを購入したことに注意が促され、「イスラエルは(トルコのレジェプ・ターイプ・)エルドアン大統領がロシアから地対空ミサイルシステムを購入したことに便乗し、アメリカ政府に最新航空機をトルコに売却することをやめさせるために圧力をかけた」と述べられた。
過去2年間にアメリカにF-35戦闘機16機を納入したアメリカは、イスラエルが地域でこのような戦闘機を保有する唯一の国になるようにした。
イスラエル政府は、アメリカの支援基金を利用してF-35戦闘機を少なくとも50機購入するためにアメリカのロッキード・マーティン社と合意を交わし、2024年までにすべてを受領することを目指している。」
とのことだ。
イスラエルと言えば、ガザ紛争 がきっかけとなり2009年以降トルコーイスラエル間の関係が冷却化している関係なのだな。
週明け月曜のマーケットオープンは週末のトランプ砲影響がどう出るかを見届けたいのだが、この手の話はあまり活発にならないこと祈るばかりだ。エルドアン大統領お願いだからこの話にからまないでくれよ。。。。
トルコリラ円テクニカルチャート
では、いつものように日足、週足でのテクニカルチャートを確認していくぞ。
まずは、日足だ。
週前半は上値が重かったが、じわじわと上昇基調と思えたもの、トランプ砲で一気に週前半の上昇がチャラになってしまったようだな。
とはいえボリンジャーバンドのセンターラインを一時的に下へ抜けることはあっても、このラインがサポートとして機能しているように見えるのだな。
ここを明確に割り込まない限り、また、ローソク足に接近するも反落兆候とはならない遅行スパンのローソク足上の推移が継続ならトルコリラ円は買い方向のトレンド継続だろう。
ただし、上値もボリンジャーバンドのプラス3σが限界で、ここをタッチすれば一旦調整反落という流れだろうか。
加えて週足だが。
今週ついにプラス1σにタッチするも、残念ながら終値では超えられず終わってしまったな。
日足での週前半の堅調な値動きも週足で見れば週末の下押しで勢いのないローソク足で終わってしまった。
来週改めてプラス1σを目指すのか、週末の流れを受けて、ここが売り場となって下を目指すのか。遅行スパンがローソク足の下を推移しているもの接近して抑えられているように見える状況である点も十分注意したいところだぞ。
まとめ
さて、週末はどいつもこいつも下値目指して一直線だったが、このトルコリラ円の底堅さが週明けも継続されるのか。日足の上昇トレンドが底抜けする時期が来るのか。
米欧日ロさらにアジア圏と新興国、どこもかしこも金利引き下げで、加熱ししまくりだった米国株式も調整に入るのだろうか?
ドル売り、円買いがトルコリラ円にどう影響するのか。まずは当面の買い方向についていってみるかな。日足のラインを割ったらクールダウンしてみよう。
トルコリラスワップポイントランキング


※2019/07/08日時点
※スプレッド原則固定(例外あり)
※クリック365は変動制
Sランク
会社名 | スワップ | 最低購入単価 | スプレッド |
LIGHT FX![]() |
100円/日 | 1000 | 1.7銭 |
みんなのFX | 100円/日 | 1000 | 1.7銭 |
Aランク
会社名 | スワップ | 最低購入単価 | スプレッド |
ヒロセ通商 | 100円/日 | 1000 | 1.9銭 |
サクソバンク証券 | 100円/日 | 5000 | 2.1銭 |
GMOクリック証券(クリック365) | 100円/日 | 10000 | 2.9銭 |
マネーパートナーズFX nano | 100円/日 | 100 | 3.8銭 |
マネーパートナーズ | 100円/日 | 100 | 3.8銭 |
FXプライムbyGMO | 100円/日 | 1000 | 4.8銭 |
Bランク
会社名 | スワップ | 最低購入単価 | スプレッド |
SBI FXトレード | 92円/日 | 1 | 4.8銭 |
外為どっとコム | 85円/日 | 1000 | 1.9銭 |
セントラル短資FX | 60円/日 | 1000 | 2.5銭 |
その他、トルコリラ取り扱い可能
会社名 | スワップ | 最低購入単価 | スプレッド |
楽天証券 | 60円 | 1000 | 6.8銭 |
64円 | 1000 | 15~50銭 | |
マネースクエア | 60円 | 1000 | 8.0銭 |
取り扱いなし
ライブスター証券
YJFX!(外貨ex)
DMM FX
外為ジャパン
ひまわり証券(ひまわりFX)
FXブロードネット
マネックスFX プレミアム
アイネットFX
外為オンライン
トルコリラのスワップポイントを受け取る時の注意点
●スワップポイント(金利差調整分)について
通貨ペアを構成する通貨のうち、相対的に高金利の通貨を売った場合、または相対的に低金利の通貨を買った場合には、その取引数量相当のスワップポイント(通貨ペアを構成する両通貨の金利差の調整額)の支払い額が日々蓄積され、時間の経過に比例して損失額が大きくなりますのでご注意ください。また、現時点でスワップポイントを受け取れるポジションであっても、将来にわたって通貨ペアを構成する両通貨の金利差が縮小または逆転した場合には、その受け取り金額が縮小したり、反対に支払いへと転ずる可能性がございます。
また、FX取引のリスク、特に、為替変動による損失がスワップポイントで得た利益を大幅に上回る事もありますので、ご注意ください。
トルコ戦士の記事をいち早く受け取りたい戦士は、友達登録宜しく!
友達優先で、より早い情報をお届け!この情報が相場での勝利を掴む。
トルコ戦士募集!(871人参加中 2019/0708現在)